高い解熱効果があるボルタレンは、痛みと熱を同時に抑えるお薬です

どうして熱が出るの?

体にウイルスなどの異物が侵入すると、私たちの体はさまざまな防御反応を行います。
その過程で生み出された物質が、体温を上昇させてウイルスの増殖を抑えようとします。
この体温上昇が発熱の正体です。

発熱はつらい症状ですが、ウイルスと戦ううえで大事な機能です。
そのため体への悪影響が少ないうちは、なるべく自然治癒力に任せる方が理想的です。
ですが、悪影響が強く出ている場合は逆効果にもなりかねないため、解熱剤で熱を下げる療法がとられます。

ボルタレンの解熱作用

体にウイルスが侵入した際、「サイトカイン」や「プロスタグランジン」などの物質が生成されます。これらは両方とも、体温を上げる作用があります。
ボルタレンはこの「サイトカイン」や「プロスタグランジン」に作用して、生成の邪魔をします。
これにより、発熱物質が生み出されるのを防いだ結果、体温の上昇を抑えるのがボルタレンの役割です。

ボルタレンは、解熱作用の他にも鎮痛作用に優れたお薬です。
風邪で頭やのどが痛い時の痛み止めとしても使用できます。

  • ボルタレン25mg 1日3回の服用できる痛み止め ボルタレン25mg
    5
    • 内容量: 1箱30錠
    • 有効成分: ジクロフェナクナトリウム
    • 製薬会社: ノバルティス
  • 一番人気 ボルタレンリタード100mg 1日1錠の強力な痛み止め ボルタレンリタード100mg
    5
    • 内容量: 1箱30錠
    • 有効成分: ジクロフェナクナトリウム
    • 製薬会社: ノバルティス

風邪を引いたときに効く?

ボルタレンに代表される解熱鎮痛剤は、あくまで痛みや体温の上昇を抑える効果のお薬です。
ウイルスと戦う機能は持っていません。
解熱鎮痛剤を飲む目的は、痛みや熱をとり、風邪と戦うための体調を整えることにあります。

発熱は、本来はウイルスと戦うために上昇する体の機能です。
熱があるということは、体が戦っている最中ということなんです。
仮に熱があったとしても、体調に支障が無い限りは解熱剤を飲む必要はありません。
熱が高くてつらい場合や、痛みや体調の悪さで我慢できない時に飲むのが理想的です。

解熱目的でボルタレンを飲むべきタイミングは?

発熱でウイルスと戦う体の邪魔にならないように、できるだけ高熱のときに服用しましょう。
目安としては38.0℃~39.0℃のときの服用が望ましいとされています。

市販の風邪薬と痛み止めは併用していいの?

ボルタレンは、風邪の際の痛みや熱をとるためにも使用されます。
しかし、市販の風邪薬と併用してはいけません。

市販の風邪薬には、解熱鎮痛剤と同じ成分も含まれています。
そのため、併用して飲むと共通している成分が競合してしまい、副作用などの悪影響も強く出てしまいます。

鼻水やのどなどに特化したお薬の場合は、鎮痛作用入っていない場合もあるので、成分が重複しなければ併用も可能です。

市販薬によく入っている成分

  • ロキソプロフェンナトリウム
  • アセチルサリチル酸
  • アセトアミノフェン
  • イブプロフェン
  • イソプロピルアンチピリン
  • エテンザミド
引用:頭が痛い、そんなとき。風邪薬と痛み止めは併用していいの? くすりの窓口コラム|ヘルスケア情報<

しかし、少しの見落としが悪影響につながりかねない危険なかけでもあります。
ここは専門家に相談をして、併用可能なお薬を紹介してもらうと安全でしょう。

子どもの熱に、解熱剤は使っていいの?

ボルタレンは、小児でも使用可能なお薬です。
医師の判断によっては処方される場合もあります。

しかし、ボルタレンなどの解熱鎮痛剤は強力すぎる為、15歳以下の小児には使用されないのが一般的です。
小児には、一般的にはアセトアミノフェン(カロナール、コカール、ピリナジン、アンヒバ、アルピニーなど)イブプロフェン(ブルフェンなど)の解熱剤が処方されます。

もし、15歳以下の小児に医師からボルタレンが処方されたら、使用についてよく確認しましょう。

参考:坂口こどもクリニックHP | 解熱剤について

インフルエンザの解熱にボルタレンは危険!

2001年に、厚生労働省からインフルエンザ脳症に、ボルタレンの主成分であるジクロフェナクナトリウムが関与しているおそれがあると発表されました。

インフルエンザ脳症は、インフルエンザが引き起こす恐ろしい合併症のひとつです。
主な症状は、けいれんや異常行動、意識障害や嘔吐などですが、血液障害や臓器不全などの後遺症が残る症状も発症する場合がり、最悪の場合、突然死も起こり得ます。

インフルエンザの解熱に、ボルタレンは絶対に使用してはいけません。
医師に相談のうえ、使用するお薬を決めましょう。

  • ボルタレン25mg 1日3回の服用できる痛み止め ボルタレン25mg
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    • 内容量: 1箱30錠
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    • 製薬会社: ノバルティス
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